ローディング

温度や茶さじ、ティーバッグで変わる?急須で入れる美味しいお茶の淹れ方

淹れ方で変わるお茶の楽しみ方HOW TO

お茶は、淹れ方によってお味が違ってきます。またお茶の種類やお湯の温度、茶さじや粉末かティーバッグによっても美味しく飲んでいただける淹れ方は異なります。
こちらでは、昭和31年創業のお茶のプロ、不老園が基本とされるお茶の淹れ方をご紹介いたします。

いろいろな美味しく飲める方法というのはありますが、嗜好品であるお茶は、本来ご自身のお好みの淹れ方をみつけていただくことが大切と不老園は考えます。
まずは基本をお試しいただいた後、ご自身にぴったりなお茶の淹れ方を探してみていただくのも一興です。

煎茶の美味しい淹れ方(3人前)

人数分の茶碗に、お湯をそれぞれ8分目まで注いで、70~80度位まで冷まします。
一度必ず沸騰させ冷ましたお湯を使いましょう。

急須にお茶の葉を入れます。
3人前/8g(大さじ2杯目安)
高級な煎茶は、茶葉が小さいため同じグラム数でも量が少なくなります。

急須に冷ましたお湯を注ぎ、蓋をしてまちます。
抽出時間:30秒〜1分。

2〜3回に分けて、少しずつ均等に回し注ぎます。
最後の一滴まで絞りきりましょう。そうすることで、2煎目も美味しくお召し上がりいただけます。

玉露の美味しい淹れ方 (3人前)

まずはお茶碗を温めるため人数分の茶碗に、お湯を注いだ後、別の器等に移し変え、湯冷ましを作ります。(50度目安)

急須にお茶の葉を入れます。
3人前/10g(大さじ2杯強目安)
心持ち、多めにされる方が美味しく味わっていただけます。

作っておいた湯冷ましを急須に注ぎ、蓋をしてまちます。
じっくり待つのがポイント。
抽出時間:1分30秒〜2分。

2〜3回に分けて、少しずつ均等に回し注ぎます。
一滴残さず絞りきりましょう。そうすることで、2煎目も美味しくお召し上がりいただけます。

ほうじ茶の美味しい淹れ方 (1人前)

1人前/3g(大さじ1杯目安)を人数分、急須に茶葉を入れます。
ざっくりと計量するイメージで大丈夫です。

急須に沸騰したお湯をそのまま注ぎます。
お湯は熱ければ熱いほど、お茶の香りが引出されます。

ほうじ茶は、時間をかけて抽出するというより、高温でさっと
淹れるのがポイントです。
抽出時間:30秒。

2〜3回に分けて、少しずつ均等に回し注ぎます。
最後の一滴まで絞りきりましょう。
冷めない内に、香りをお楽しみください。

新茶の美味しい淹れ方 (1人前)

人数分の茶碗に、お湯をそれぞれ8分目まで注いで、70~80度位まで冷まします。
一度必ず沸騰させ冷ましたお湯を使いましょう。

1人前/2g(ティースプーン中盛り)目安を人数分、急須に茶葉を入れます。
気持ち多めに、茶葉を入れた方が、美味しく味わえます。

急須に冷ましたお湯を注ぎ、蓋をしてまちます。
香りを楽しみたい方は、40秒ほど。じっくり抽出するとうまみをしっかり感じられます。

2〜3回に分けて、少しずつ均等に回し注ぎます。
最後の一滴まで絞りきりましょう。2煎目は、熱湯で作ると、お味の変化を楽しめます。